CantyVisionソフトウェア アプリケーション例


概要

CantyVisionソフトウェアはVCM(VECTOR CONTROL MODULE)にインストールされたCantyカメラの設定、閲覧、制御、測定、計測に

使用するソフトウェアです。

 

   VCM(VECTOR CONTROL MODULE)

 

アプリケーション例

レベルコントロール

                         容器内を非接触で監視し、レベル測定や空の確認をします。

                         また、泡検出や外観検査も可能です。

 

発泡(フォーム)検知

                         プラスチックや樹脂などの発泡(フォーム)を非接触で確認する事で、

                         コントロールが用意になります。

 

スプレードライヤー

                         スプレーノズルの先端と噴霧の幅を計測します。

                         また、同時にノズル先端の異物検査も行います。

 

ヌッチェフィルターのケーキ検査

                         容器内のケーキ検出、レベル測定、外観検査、ケーキのクラック検査を

                         同時に行います。

 

遠心分離機のケーキレベルと厚み制御

                         非接触で遠心分離機内を監視することで、厚さやレベルのコントロールが可能です。

                         容器内の空確認、外観検査、カラー検出などが行えます。

 

界面検知

                         カラー/コントラストなどで界面を検知し、レベル測定や外観検査を行います。

 

晶析反応

                         CantyVisionソフトウェアは液中または気体中の微粒子を連続的に分析します。

                         これにより、プロセス中の微粒子をオンラインで計測し、例えば成長している

                         結晶の状態管理することにより、終点管理を行い、収率を向上させることができます。

 

熔融金属の温度計測

                         溶けた金属の正確な温度を任意に設定した範囲の平均温度として表示/出力ができます。

                         オンラインで計測する事により、スラグの検出など品質管理に利用できます

 

混合ガスフレームモニタ

                         転炉の炎の大きさや強さを測る事は、歩留まり管理のためにプロセスの最適温度を

                         維持する上で重要です。

                         CantyVisionソフトウェアは炉内の映像だけでなく、温度制御や炎の状態の計測も

                         行います。

                         リアルタイムに内部監視と各種計測・測定が行えます。

 

 

スラブポジション

                         高温用カメラ用のアプリケーションです。

                         CantyVisionソフトウェアは、スラブの先端と尾端を検出する事ができます。

 

ロータリーキルン制御

                         キルンのベット・レベルの制御は、エネルギーバランスを保つために重要です。

                         リアルタイムに内部監視と各種計測・測定が行えます。

 

板ガラスの幅測定

                         両端にカメラを取り付けて連続的に映像を取り込み、エッジ検出をします。

                         実際のエッジと、内側にあるホイールマークを検知し、その間の距離を測定します。

                         これにより、ホイール位置を最適化出来る為、トリミング量を減らし、生産性の向上に

                         つなげる事ができます。

 

熔融ガラスのレベル

                         フロートガラスのレベルと厚みは、表面の反射光による虚像の位置の変化を基に計測

                         します。

 

ガラス塊分析

                         溶解ガラスの粘度は、ガラス塊がモールドに落ちる前に制御します。

                         ガラス塊の容積と形状、温度を測定・分析し制御に活用する事ができます。

 

異物検出

                         研究所に於いても、また、プロセス中でも、品質管理の為に異物検出をオンラインで

                         行います。

 

積載量/ベルト管理

                         コンベヤベルト上の積載量や温度を計測・測定します。

                         また、下面にカメラを設置すると、ベルトのキズやその他の状況を検査する事が

                         できます。

 

ウェブ・アライメント

                         シートの位置の検出と制御は、両端にカメラを設置して、その画像を分析し、

                         連続してリアルタイムに行います。

 ※板ガラスにおけるウェブ・アライメント